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2015年12月13日 (日)

【ネガティブ男子 Vol 203】~純粋に悔しい~

作業所での仕事ももう1年半になり2回目の年末を迎えるわけですが。
順調に仕事は続いてます。
体調も壊すことなく、仕事もしっかりこなしてきました。
前までの自分から考えたらずいぶん変わった。でもようやく社会人へのスタートラインに立ったレベルなのでこれからしないといけないことがたくさん。


仕事もしっかり評価されてると思っていた。
他の人より進んで取り組み、職員さんに代わって仕事の指揮も執り周りからの評価も高いと言われてる。
もういつでも一般就労の話が上がるものだと思っていた。


そんな時同じ作業所のメンバーが今月から一般就労向けのプログラムに上がることを知った。
彼女は同じデイケアから同じ作業所に全く同じ時期に来て、同じ日に見習いを終えて採用になった。
全くの同期である。年齢は一回り以上下だが。


彼女が他の仕事で頑張っているのは知っている。
いつも同じバスで帰りが一緒になるので仕事の話もしているが若いし社会経験もゼロなのにしっかりしている。
勿論年齢がそれだけ若い分世間知らずな部分はあるがそれを補うだけのやる気があるし機転もきく。

仕事の量で行ったら僕の方が多い。
勤務してる日数だって多いし業務内容でもヘビーな仕事だと思う。
しかし彼女は持ち前のフレンドリーさで高齢者の方と関わる仕事で積極的に取り組み、介護スタッフからの信頼も厚かったようだ。

だから「介護職員として一般就労めざします?」と職員さんから勧めもあってそれに上がった。
彼女自身が培った信頼によるものだということは重々わかっている。

でも悔しかった。


「年下に抜かれた」とかいうことではない。
自分が一生懸命やってる仕事、他の人がやりたがらない仕事、それが続けたところで一般主ろうに結びつかないことはわかっていたけど続けていればどこかで誰かの目につき、同じように一般就労の話が来る。
そう思っていたけど結局職員さんの心をつかんだのは彼女だった。


全く同じ時期に働き始め、自分には洗い場だったり掃除だったりの仕事が中心に来て彼女には高齢者の方に接する仕事が来た。
それがどういう理由であるかはわからないけど結局来た仕事のチャンスを活かせたことと、そしてその仕事が来るような仕事ぶりだったこと
1年半の間に実は違いが出ていたこと。

純粋に悔しかった。


今まで一切高齢者の方と接する仕事はしてきたことがなかった。
別に拒否したわけではない。たまたま来なかっただけだ。
でも1年半やってこなかった仕事でいくらそっちにニーズがあるからと言って「介護職やりたいです!」と言っても周りも自分も自信などない…
結局やってきた業務の中でせめて希望してやれる仕事になると総務事務の仕事が一番自信はある。


だから今年の春くらいからそちらでの一般就労を希望した。
それで特に問題があることはないと言われていた。
だが結局その後その仕事の展開はなく、ずっと洗い場と清掃と、ちょっとのデスクワークしか仕事は来なかった。
その時間、僕がずるずる進歩のない仕事に時間を割いてる間、彼女は躍進した。


なんでもっと自分も主張しなかったんだろう?
もっと希望したらよかった…そしたらその間に自分にだって介護の仕事にかかわるチャンスだってあったのに。
「仕方なく耐えてきました」なんてのは言い訳でしかなく、ただただ自分がもっと訴えることを怠けただけだった。


改めて職員さんに訴え出た。
「一般就労に向けてもう動き出させてください!」「希望してる仕事の時間を増やしてください」
「同期にこのまま差をつけられたくはない」「何か足りない努力があるなら指摘してください」
絶対退かないつもりで訴えた。


「施設の事業内容上、介護の仕事が一番需要があるのでどうしてもそちらを希望した方の方が進めやすかったのは事実ですがGさんがこれまで十分すぎるほどの仕事をこなしてきてくださってるのは重々わかっています。すぐにはお返事できないですがご希望の仕事を現在用意を進めていますのでその準備が整ったらすぐに取り組んでいただきます」
というお返事だった。
そしてその訴えから1週間ほどして「スタートは決まっていないですが総務の職員に話を持って行ったところGさんならこの仕事に、ということで」ととりあえずやらせてもらえる仕事は決まった。


それからその先どれくらいの時間で一般就労になるかはわからないがそれを待ってる間に周りの職員さんから「この仕事お願いしていいですか?」など個人的に職員さんから仕事が来て(ほぼPCでの業務)それをこなしていく度に「よかったー。またお願いしますね☆」というお返事を頂き、少しずつまた違う仕事が増えてきている。
そうなってるのかはわからないけどもしかしたら職員さんの間で「彼は一般就労目指してるから」という話はあるのかも知れない。


プログラムが上がった同期の子も研修に入っているがかなり大変らしい。
社会経験もなければ当然介護の経験だってない。
まだ20代前半の子にはなかなかしんどいものではある。
彼女は彼女で苦戦はするであろう。


同期で同じ病気を抱えてきて一般就労に向かう者同士、ライバルであり仲間である。
今も帰りのバスの中でその日の仕事のこと話して刺激を受けるし、与えてもいるであろう。
同じ作業所の中にはもっと年上で社会人経験もある人もいる。
でも俺が一番負けたくなく、一回り以上歳下だとしても悔しさを感じるのは彼女だけである。
進んでいくことを喜ばしく思うのはもちろんだが自分と差が付くことに悔しくも思う。


今の作業所で仕事をしていくうえで一番何が良かったか?
それは「負けたくない相手が仲間の中にいる」


それに気が付いた2015年の年の瀬でした☆

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